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ギジェさんのBiog記事やっぱ・・・邦画か・・・で考える。 ギジェさん曰く >少なからず、ギャラなど 制作費かけて作ってるんだろうけど、 >作った側は単に自己満足なのか、それとも収入期待して作ってんのかな? 最近はそうでもないけど、それでもビデオ屋に行くと「これでもか!」ってくらい 並んでいるVシネマ。 そしてその9割を占めるのが、エロネタ物とヤクザ物である。 前者は例えば元○○ガールズとか、元ミス日本とか、かつては脱ぎのタレントじゃなかった人がお仕事がなくなっちゃったんで、一応「大人の女優への転進」という売り文句で脱いじゃったりして、ヘアヌードと出版と連動しての制作なんてケースが多い。 これなんかは正直、そのヘアヌードに箔をつけるためのものだったりするので、宣伝活動の一環として、制作費も捻出しやすい。 さて、後者。 これは当のヤクザ物Vシネマを数本制作したことのあるプロデューサー氏から聞いた話だ。 結論から言うと、ヤクザ物のVシネマの売り上げは悪くないらしいのだ。 特にこの分野の二大巨頭「哀川翔」と「竹内力」の集客力(?)たるや、凄いものがあるらしい。 常々、俺は「みんなヤクザ嫌いなはずなのに、ヤクザ物見るかなぁ」と思っているのだが、根強い人気があるんだそうだ。 これに関しては様々な推測や憶測があるのだが、これはまた別のお話ということで、件のプロデューサー氏の話を続ける。 その人も自覚している事だが、映画もそうだし、Vシネの製作者っていうのは、すんごい保守的な考えに支配されている人間が多い。 いわゆる「冒険」や「挑戦」というものを物凄く嫌う。 であるから、斬新な企画とかいうものはよほどの事がないと通らない、らしい。 その逆に「過去にこういうお話でこういう人が主演で撮ったら売れました」というお話には敏感なのだそうだ。 日本では超大作と呼ばれるものでも数億円の制作費が限界で、だいたいのVシネマなんかは1千万かかってるかどうか、怪しいところだ。 ちなみに言うなら、俺が昔撮ったAVは総制作費は300万である。 ヤクザ物、特に現在のヤクザ物を描く場合、ほとんどロケで済ませられる。 銃撃戦を描くにしても、欧米のギャング映画のように大掛かりな重火器を使用するケースはほとんどなく、だいたいが数人単位で拳銃をぶっぱなす程度で、しかも日本人には必殺の「ドス勝負」がある。これで特殊効果も安くあがる。 せいぜい主演役者のギャラが高いくらいで、あとは通常の劇映画よりも安く作れそうだ。 制作費が安く上がる割に、そこそこハケるという実績はある、ヤクザ物のVシネマが乱立する構図はこうなのであった。 この話を聞いてから、俺は企画を映像制作会社に持ち込むのを止めました。
by tyrant_k
| 2005-10-05 10:10
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